皆様お久しぶりです。
投稿の間が空いてしまいまして申し訳ございません。
今回は土地をお持ちの方に向けた、不動産投資だけではない
土地活用の選択肢について書きたいと思います。
現在、所有している土地を「有効活用」しようと考えている土地オーナー様、
例えばマンションなどの「共同住宅」の建築なんてどうだろうと、
思案の最中ではないでしょうか?
いやいや、「もう契約を決めて、建築の準備を進めているよ」――
そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
例えば、企画住宅を販売・施工するハウスメーカーや、
借り上げを手法とする建築業者などから、土地の有効活用策として、
しきりに「共同住宅を建てませんか」と勧められたり、
契約を急がされたりしていませんか?
そうしたあなたに、私は「本当に、共同住宅を建てることが最善の選択なのですか?」と
問いかけたいのです。
もしかしたら、もっと良い他の方法があるかもしれません。
建てることに向かって、すでに一歩を踏み出してしまっているのならば、
「その建築、ちょっと待った!」と、
私はあえてあなたに大きな声をかけざるを得ません。
「土地を所有している」とひと口で言っても、その形態は千差万別。
また、土地オーナーのニーズや目的、思いも多種多様です。
したがって、その土地、その土地に最も適した活用方法があるはずです。
それにもかかわらず、先ほど例に挙げたハウスメーカーや
借り上げを手法とする建築業者などは、
最初からあたかも共同住宅を建てることが「最善」であるかのように、
あなたを「説得」しようとします。
なぜなら、そうした会社としては、何としても
自社製品である建物を建ててほしいのです。
ですから、営業マンは必ず「建てる」提案をするわけです。
あなたの成功や目的の達成を願って、
他のいろいろな方法を考えてくれるわけではありません。
仮に、共同住宅の建設がベスト・チョイスであったとしても、
ではどんな構造にしたらいいのかといった選択になったときには、
またそれぞれの業者が「自分たちの得意な方法」を勧めてきます。
そこでも、あなたの成功や目的達成が第一に考慮されているわけではないのです。
不動産所有者のもとには、ハウスメーカーや
借り上げを手法とする建築業者などばかりではなく、
不動産会社の営業マンもやって来るでしょう。
そして、彼らは必ずこう言うはずです。「この土地を売りませんか?」と――。
実際、マンションなどを建てるのがそぐわない土地であれば、
売る決断をしたほうがいいかもしれません。
しかし、あなたが「先祖代々の土地を売るなんて、とんでもない」と
考えていたらどうでしょう。
土地を有効活用したいとは思っていても、「売却」は選択肢に入ってこないはずです。
そんなときは、立体駐車場の経営が
いちばん効率のいい土地の活用法になるかもしれません。
あるいは、至る所に進出している時間貸しの駐輪場経営会社に
貸したほうがいいというケースもあるでしょう。
もしあなたが複数の土地を所有しているのであれば、
それらを銀行に共同担保という形で差し入れ、
地理的にも好条件の高利回り物件を手持ち金なしで買うという方法も考えられます。
そうすれば、先祖代々の土地を手放す必要はありません。
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