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新築大家さん 社長ブログ

2019年02月22日

不動産会社では土地の本当の価格を出せない

複数の不動産会社に、「この土地、いくらで売れますか?査定してください」と
依頼したとき、実は大手でもそれぞれ異なる価格を提示します。
「大手だったら、どこも同じじゃないか」と考えたら、大間違いです。
「じゃあ、どれが本当なの?」という話になります。

土地の価格は、それがどんな用途地域にあり、
そこでいちばん有効性の高い使い方ができるかどうかで決まります。
その見立ては、実は各不動産会社の特色や強み、あるいは
その担当者の持ち味によって違ってきて、結果、価格にもそれが反映されてきます。


例えば、ある不動産会社の担当者は、エンド・ユーザーの戸建ての仲介が
得意だとすると、そのターゲット層に受け入れられるような価格を出してくるわけです。

反対に、ある不動産会社の担当者がどちらかというとアパート業者に
卸すのが得意だとすると、そちらから「いくらだったら買ってくれるのか?」と
先に答えを取って、落とし込みに入るわけです。

そういうわけなので、全部のパターンで価格が出揃わなければ、どこが
いちばん高い値をつけ、有効活用に結び付けてくれるかどうかはわからないのです。

総合的な専門家の目を持っていないと、ジャッジすることは困難です。
不動産会社に持っていったところで、本当の価格は出てこないというのが現実なのです。

つまるところ、個人でやるなら、相場で価格を出すしかないということになりますが、
それも明確ではない。
結局、個人で土地を売るという選択肢はありません。

やはり怖いから、ブランド名のある不動産会社に行って、
「うちの土地、いくらだったら売れますか?」と相談するのが、関の山なのです。

不動産・建築・金融に詳しいコンサルタントであれば、
当然、土地をパッと見たときにすぐ答えを出せます。
というのは、建てることが難しい土地は見てすぐわかるのです。

「駅からこれだけ離れた場所にだれが住むのか」
「ここを賃貸として回そうとするには、駐車場が必要になる」
「でも、駐車場を設けるには、土地が小さい」
「五〇坪では無理だ」
―――など、一瞬にして判断を下せます。


ところが、建築会社のなかには、そういった土地にまで営業マンをこまめに回らせ、
土地オーナーと交渉を繰り返し、とにかく建物を建てることを
勧めるというところがあります。しっかりと、注意することが必要なのです。

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