- 2013年7月25日 19:52
- 担当者のつぶやき
仕入れスタッフも7名に増え、東京~神奈川の各エリアに
「お宝物件」を求めて日々営業展開しております。
スタッフも増え、おかげさまで仕入れも好調です。 と言いたいところですが......
下記は言い訳ではありません(笑)
参議院選挙も自民党の圧勝に終わり、アベノミクス全開!といった感じでしょうか?
景気が上向く期待感からか、土地を提供して頂く売主さん(土地所有者)の意識も
変わってきております。
土地値の交渉が厳しくなってきました。
建築費は変わらない(地盤等でひらきはありますが)訳ですから
土地の値段を指値(値下げ交渉)して高利回り物件を作っている
これまでの状況とは違ってきています。
一度指値に応じて売って頂ける事になっていた物件でも...
やはり景気の動向を見てから...という売主様が増えてきております。
とある物件では、3月に情報を頂き建築見積も全て終えて
情報を頂いた仲介会社さんから収支の合う形で土地の値段交渉も終え、早4カ月
売主本人のご主人様はその値段で売る事を承諾していましたが、
蓋を開けてみると奥様が...
よくよく状況を聞かせてもらうと、やはり、アベノミクス効果の期待、景気の動向、特に
参院選挙の結果をみて判断したいとの事でした(泣)
中古物件の市場も賑わって来ました。
収益専門の不動産業者さんのお話ですと、
都内の中古収益物件は利回り7%台で成約しているとの事。
ここでも、売主さんの意識が変わってきております。
利回りを低く設定し、売却すれば譲渡利益が高く出ます。
例えば...5年前に購入時物件価格1億円・表面利回り8.5%の物件を、
これから7%で売った場合、再販価格は1億2100万円以上になり、
譲渡益は2100万以上になる訳です。
これに、購入時~5年間のキャッシュフローが乗ると更に譲渡益が増えます。
ちなみに、元金も減っています!
収益物件市場は、何だかリーマンショック前の不動産高騰を予感させる状況ですが...
ほんとにこの景気は本物ですか?
電車の中刷りには、アベノミクスに不安を覚える見出しが目に付きます。
売主様にはせめて、適正価格でご決断をお願いしたいところです。
- 1つ新しい記事: 建築の光と影
- 1つ古い記事: 黄色信号のともる消費税還付
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://ppbd.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/459
- Listed below are links to weblogs that reference
- アベノミクス効果による土地値の変化 from 不動産投資の新築大家さん 担当者のつぶやき