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現在の不動産全般の市場について(首都圏)

今回は、実需の不動産全般の市場がどうなってるか調べてみたく、
首都圏の概観を見てみました。
不動産投資用の物件に限ったお話ではありませんが、
参考にしていただける部分はあるかと思います。


「新築マンション市場」は、
首都圏は前年比で3.6%の供給増で3,914戸販売で4月は昨年比で減少しましたが、
再び増加となり、販売月の契約率も2.2%増加して79.2%と高水準です。

「中古マンション市場」は成約件数は前年比10.5%減少しました。
これは3カ月連続で落ちています。平均価連続で落ちています。

㎡単価は前月は減少したものの多少上がりました。
「新設住宅着工戸数」は持ち家で前年比0.2%増で18カ月連続で増加し、
分譲住宅も14カ月連続で増加し前年比12.4%です。
近畿圏も首都圏とほぼ同じ動きです。


市場的には、震災後も相変わらず新築のマンションと一戸建ては売れており、
中古は新築と中古の価格差が30%以上ないと売れず、
市場化において中古が割高になっているようです。


特に、耐震仕様でないと銀行融資も受けられなくなっているようで、
新築に拍車がかかっています。


それと、新築の物件が売れる理由として、
年々若年層の持ち家意欲は落ちてはいるものの、
新築マンションを購入した方が家賃より月々の返済が少なく購入できる程度に
新築の価格を抑えられているからだと思います。

一戸建ても新しい工法や経費削減で上物の発注単価も下がり、
場所によっては、新築マンションと価格差があまりない物件も数多く販売されています。


デベロッパー側も震災や経済悪化など先々の景気低迷を感じているので、

危険な賭けにはでたくない!
販売状況が良くても怖くて物件価格は上げられない!


という状況のようです。

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