- 2014年11月27日 16:27
- 担当者のつぶやき
今月も、先月と変わらず融資事情に関しましては、
特に大きな動きはございません。
ひとつ、小話を記述致します。
最近、金利が上がるか上がらないかについての今後の見通しが
お客様との話題に出る事が多いのですが、
(消費税含め、ここまで世の中が動いているので、当り前かもしれませんが...)
一番分かりやすい見方としまして、住宅ローンの推移を見る方法がございます。
住宅ローンの持込が多い年は、金利が上がる懸念がございます。
反対に、住宅ローンの持込が少ない年は、上がらない傾向にあると読めます。
住宅ローンは、元々国策となります。ご自宅購入を国が支援しております。
その経緯より、金利は安く設定され、住宅取得減税等の緩和まで取られております。
そうです。住宅を購入するという事は、家電や家具、カーテン含めて
様々な消費活動に繋がりますので、景気の対策として国が推奨しているのです。
おまけにご自宅を購入するという事は将来も見据えた算段が
取れているという事に他なりませんので、景気自体も良いと考える事が出来ます。
昔、お客様のお土地を売るお手伝いをしていた時のお話ですけれども、
丁度、リーマンショック後1年ぐらいだったでしょうか。
お土地のご購入希望者様が、全員揃ったご契約時に、
突然頭を下げてこうおっしゃいました。
『昨日、部下を2人解雇しました。こんな自分が家を買って幸せになるのは、
どうしても出来ません。ごめんなさい。』
少し意味合いは違いますけれども、世の中がこんな状況では、当然家のご購入はしません。
そんな世の中で、金利は上げられないですよね...
遠回りとなりましたが、結論としまして住宅ローンは
去年に比べて半分ぐらいになっているそうです。
消費税も先延ばしせざるを得ない状況です。
来年いっぱいぐらいまでは、金利の上昇に関しては、まず大丈夫そうですね。
この様な読み方も、ひとつの指針として採用出来るかと思います。
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