実例

東京都豊島区大塚

都内で賃貸併用住宅を建築されたご夫婦にお話をお伺いしました。

私たち夫婦は共働きで、2人とも都内に勤務地があり、神奈川の賃貸マンションに住んでいました。子供が出来たら妻が今ほど働けなくなりますし、将来の備えもしておきたかったので、前々から興味のあった不動産投資をしようと考えていました。

しかし、夫婦共々、昔から憧れていたマイホームの夢も捨て切れなくて、どちらを選択すべきか悩んでいました。『住宅ローンを使うと投資のローンが使えない』と聞いたことがあったので、泣く泣くマイホームを選択肢から外し、「不動産投資に賭けてみようか」と気持ちが傾いていた時に、友人から”新築大家さん”を紹介してもらったんです。「新築一棟ものは自分たちにハードルが高い気がするけど、勉強になるかもしれないし、話だけでも聞いてみようか」と、最初は少し軽い気持ちで伺いましたね。

さっそくお会いして、私たちの今の状況を相談させて頂くと、賃貸併用住宅をご提案いただきました。不動産投資というと漠然と、区分所有のマンションか一棟もののアパートとしか思ってなくて、賃貸併用住宅なんて話題にすらあがっていなかったので、最初、「こんな方法もあるんだ」とびっくりしましたね。

妻には、「私たちにぴったりじゃない?」と言われたことを覚えています。それでも、本当にそれで良いのか悩んでいたら、担当の方に「住宅ローンは投資資金借り入れの時に、毀損してしまうのは事実です。でも、マイホームを建てるというのは、ご夫婦の夢であったのに、ちょっと寂しくないですか?」と言われ、強く納得し、決意をしましたね。その後も色々と教えて頂き、計画もトントン拍子に進み、土地探しを始めました。

数週間が過ぎ、新築大家さんより、「JR大塚駅近くですが、通勤は問題ないですか?」と連絡を頂き、慌てて見に行きました。通勤に不便な訳ありませんよね、山手線沿線ですもの。しかも、現地は大塚駅から歩いて3分のところで、立地の申し分はありませんでした。でも、土地がすごく狭く見えたので、本当に建てられるのかは心配でしたね。

翌日建物プランを見せてもらうと、「おおっ!」と思わず声が出てしまいました。1階と2階の一部が賃貸部分で、2階3階屋上が住居なんですけど、私たちの居住空間には十分な程の広さがあったんです。やっぱり設計のプロが作ると違うなぁと実感しましたね。しかも、そのプランが昨日の今日にあがってくるんですよ。プランを見ながら賃貸部分を9万円と設定しシュミレーションしたところ、月々4万円弱の持ち出しとなりました。今までこの住居空間の半分以下の広さで倍以上の家賃でしたので、迷わずお願いする事に決めました。融資は住宅ローンですんなり行きましたよ。

現在、賃貸部分には若いご夫婦に入ってもらっています。確かに住宅ローンはこの先何十年と続きますが、支払いの負担も軽く、貯蓄をしています。

貯蓄している理由ですか?それは、3年後を目処に、本格的に一棟ものの投資物件を取得するためですね。